唐草

izumina craft

2016年02月01日 23:39

久しぶりに「唐草」の作品を作りました。
(独立してから初めてかも)

「平戸細工」とも呼ばれるこの技法、
私が好きなデザインのひとつです。

まず銀線をローラーなどで加工してリボン状にします。
それにヤスリで筋模様を入れたものをニッパーで切り、

渦巻きやしずくのような形に曲げます。

曲げるのはこちらの道具。

先を加工した唐草専用のヤットコです。

左は一般的な先細の丸ヤットコ。

針金状のものはキレイに加工できますが、
幅のあるものには少し不向きなのです。

パーツができたら並べて確認。

毎回同じ大きさに仕上がるよう、
「このパーツは何mmの長さに切る」と
デザイン画に記録しておきます。

ロウ付けは裏面から。

下敷きの耐火ボードに鉛筆で線を引いておくと、
正確に作業ができます

バーナーで銀ロウをとかすとパーツ同士がくっつきます。


ちょっと分かりにくいけど表側。

はみ出さずキレイにロウ付けできました♪

希硫酸に浸けて酸洗い。


真っ白になりました

これをさらに加工して仕上げていきますが…
また別の機会にご紹介したいと思います




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