STIKA互換刃のテスト
今回はステカの替え刃テスト記事です。
株式会社ぺパレス第二製作所様より依頼がありましたので、
手持ちのSTIKA(ステカ)SV-8で試してみました。
商品名は、
「PPLS Roland(ローランド) タイプ カッティングブレード
互換品 30° 超硬刃 刃先太 5本セット」
商品詳細は以下サイトにて確認できます。
Amazonリンクページ→
https://www.amazon.co.jp/dp/B00OPNCT98
WEBSHOPはこちら→
http://366.jp/?pid=98211576
5本入りなのに純正品1本分より安いのが驚きです。
純正品(上側)と並べてみました。
刃先の角度は30°なのでかなり鋭く感じます。
ホルダーにセットして早速カットテスト
↓こちらは純正刃でのカットテスト
クロスの形が少々崩れていますが…
「1cm以下の細かい文字のカットや直角のカットには向かない」と
事前に説明を受けていましたのでこれは想定内。
まずはナスカの地上絵シリーズを出力。
使用したシートは
「カッティング用ステッカーシート 屋外スタンダードNCX(厚さ80μ)」
↓こちらは純正刃によるカット
↓互換刃のハチドリ
↓純正刃のハチドリ
やはり細かいデザインは厳しそうです。
「手」は再現率やや高め
↑互換刃 ↓純正刃
同じシートで千社札をテスト。
↑互換刃 ↓純正刃
四角い枠はどうしても角が甘くなりますが、
勘亭流のような文字なら何とかなりそうです。
曲線のみのアゲハチョウをカット。
キラキラ光るこちらのシートは
「カッティング用ステッカーシート ホログラム(厚さ60μ)」
10cm四方と6cm四方と5cm四方の3サイズで試しました。
10cmサイズはかなりキレイにカットできましたが、
5cmサイズの方は完全に切れていませんでした。
ホログラムシート自体が純正刃でも時々失敗するので、
微調整すれば使えそうです。
最後にエッチング用の保護シート。
こちらは
「カッティング用ステッカーシート マスキングシート(厚さ120μ)」
塗装やサンドブラスト時に使うシートです。
単純な形でサイズも大きめなので一番キレイに切れました。
これ自体が製品になる訳ではないので、
少々角が甘くても問題なし。
長時間のエッチングに耐えられるかどうかは、
また後日試してみようと思います。
5本入りですが品質も少々バラツキがありますので、
使用する前の刃先確認は必須。
この2本を比べても右側の刃先が鋭い方がキレイに切れました。
STIKA自体がホビー向けモデルという事もあり、
Illustratorからの出力は純正刃でも厳しいので、
(私が作るモノが細か過ぎるのですが)
参考になるかは分かりませんが…
今回テストしてみた結果、
曲線中心の大きな物(10cm以上)で、
マスキング用など直接製品にならない物のカットなら、
問題ないかと思われます。
何より惜しげなく使える価格は魅力的。
Amazonのレビューでも書かれていましたが、
カットするシートやデザインに応じて
純正刃と使い分けるのが良いかもしれません。
ぺパレスさんの
WEBSHOPでは、
カッティングブレードの他にも
様々な商品を販売されていますよ。
個人的には楽器型USBメモリが気になります♪
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